A.Sさん(30代)の体験談/出産当時35歳

 

妊娠判明の直前のタイミングで配置換え

妊娠を考えた時点で産後も仕事は辞めずに続けたいと考えていたので、契約社員から正社員へ雇用形態を変えて育休・産休を取得しやすい環境を事前に整えていました。

 

 

まず第一の誤算は妊娠発覚の直前に配置換えがあり、すべての処理を一人でこなさないとならない業務の担当となってしまったことです。

 

業務量が膨らみバタバタと日々を過ごす中での妊娠でしたので上長への報告も大変躊躇しましたが、多忙がゆえに早めの報告が必要と考え妊娠3か月になる前に妊娠を伝え、それからすぐに産休育休のプランを立てることになりました。

 

社員数が少ないため社内での補填が難しく人材派遣を利用することは必須でしたので、早めの人選と長期での契約を取り付けていました。

 

後任の人選ミス。突如退職され前倒し復帰を余儀なく

早期に準備を進められたので、産休に入る前にしっかりと引継ぎ期間も設けられて安心して出産に臨めるはずでしたがここでまた誤算が生じました。

 

それは後任の人選ミスです。

 

産休に入った初日から会社からの電話が頻繁にかかり、引継ぎしたはずの内容が何一つまともにできずに先輩や上司からも不安の声が上がっていました。

 

結局、出産5日前まで出社するなどギリギリまでフォローしていたのですが産後1か月もたたずして派遣社員が突如やめてしまうという最悪の状態に陥ってしまったのです。

 

 

新年度からの育休復帰を予定していたものの、入れ替りで入職された派遣の方が長期での就業ができないとのことでしたので、予定よりも4か月前倒しの復帰を促されました。

 

私自身も会社にこれ以上の迷惑をかけたくなかったので、出産直前から子供の預け先を確保するために役所に出向き、方々の保育園に電話をして状況の確認と万が一に空きが出た時の連絡をお願いしていたのですが、なにせ年度途中での入園は無謀に近く生後間もない乳児を連れての出社の案も出たほどです。

 

 

最終的には知人のつてで、少し遠かったのですが最寄駅から車で送迎してくれる無認可の保育園に入所できることになりその年度末までは乗り切りました。

 

新年度からは近くの認可保育園へ無事に入所が決まり現在に至るのですが、職場復帰をするにあたって家庭内での調整ばかりに目を向けていたので職場でここまでトラブルが起きるとは予想していませんでした。

 

もっとゆっくり子供との時間を取りたかった気持ちもあり、かけがえのない時期を諦めざるをえず悔しさや罪悪感が今でも残っていますが、これもワーキングマザーを選択した宿命ですね。

 

 

余談ですが、復帰当時はご迷惑をかけた各取引先への謝罪の日々を過ごしました。

 

 

 

 

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