N.Nさん(30代)の体験談/出産当時29歳

子ども好きの優しい夫だったのに…

 

子どもを可愛がる彼を見て幸せな結婚生活を予感

現在の夫と交際していた時に、結婚を意識する瞬間がときどきありました。

 

それは、夫が姪っ子と甥っ子を可愛がっている姿を見た時です。

 

彼自身が子どもたちを好いていただけでなく、子どもたちも彼のことが大好きな様子でした。

 

そこから家庭的な印象を受けて、この人と家族になれたら楽しそうだと考えるようになりました。

 

子煩悩になる彼の姿が目に浮かんでいたのです。

 

 

その後結婚をして、彼のご両親からも

 

「うちの息子は子どもが大好きだから、きっと張り切って子育てを手伝ってくれるよ!」

 

と言われたほどでした。

 

ご両親から見てもそういう確信があったので、そんな言葉をかけてくれていたのだと思います。

 

出産を境に夫が豹変 冷たい人に

ただ、今思うと周りのそういう声もマイナスに働いてしまったかもしれません。

 

それから約1年後、私と彼との間に子どもが産まれました。

 

その瞬間、夫は別人のように変わってしまいました。

 

分かりやすい表現をすると、とても冷たい人になってしまいました。

 

 

夫が自宅で食事をしている時に赤ちゃんが泣きだし、私が授乳し始めたとします。

 

それでもご飯のおかわりを私に言いつけて「今授乳中だから少し待って」と言うと、チッと舌打ちをして箸を机に叩きつけるのです。

 

結局自分でご飯をよそってくれるものの、ピリピリした空気になり本当に居心地が悪いです。

 

私が夫をそんなに怒らせてしまうな行動を取ったはずもないです。

 

そんな毎日だったので3人で暮らすことが苦しくて苦しくて仕方がありませんでした。

 

運転も荒くなり出産前とは別人のように

さらに夫の苛立ちは自宅にいる時だけではありません。

 

子どもが産まれた年だけで3回も車をぶつけたことにも驚きました。

 

運転する様子も以前とはまったく様子が違っています。

 

かといって「危ないよ!ぶつかるよ!」と私が運転操作に口を出そうものなら、怒鳴られてしまいます。

 

 

お付き合いをしていた頃、私が勝手に子育てする夫の姿を思い描いて期待しすぎてしまったのが良くなかったです。

 

実際には子どものオムツ交換も、食事の手伝いも、お風呂に入れることにも、夫は手を貸してくれませんでした。

 

離婚も考え始めたものの、まともな話し合いも出来ませんでした。

 

「男性の産後うつ」周囲のプレッシャーも影響か

そこでインターネットで「子どもが産まれて間もない時期に起こる男性の変化」を調べてみたところ、男性にも産後うつがあることを知りました。

 

そしてそれらのサイトに記載されていた通り、子どもが3歳になった頃からだんだんと夫が元の人格に戻ってきたのです。

 

今では父と子どもの2人だけで出かけてくれるようにもなりました。

 

 

もともと夫にはたくさん子育てに参加してもらうはずだったところ、現実には真逆の結果になりました。

 

私にとっても、ほかの親族にとっても、本当に予想外のことでした。

 

 

 

 

 

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