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シングルマザーの生活保護について知りたい!受給条件やメリット・デメリットとは?

 

国の救済制度として支給される生活保護。

 

経済的に困窮することが多い母子家庭世帯では、生活保護制度がふと頭によぎるシングルマザーも少なくないのではないでしょうか。

 

今回は生活保護の受給条件やメリット・デメリットについてお話します。

 

 

シングルマザーが生活保護を受給する割合や金額は?

日本全国の母子家庭世帯で生活保護を受給している割合は「平成23年度全国母子世帯調査」によると14.4%です。

 

児童扶養手当が73.2%の母子家庭世帯で利用されているのに対し、生活保護の利用は意外に少ないですね。

 

 

そもそも生活保護とは、資産や能力など全てを活用してもなお生活に困窮する方に対し、最低限度の生活を保障するための制度とされています。

 

生活に困窮している母子家庭でも、生活保護の対象として認められるには条件がいくつか存在します。

 

つまり、全ての母子家庭が生活保護の対象に当てはまるわけではありません。

 

 

受給できる金額は、お住まいの土地や家族構成によって異なります。

 

厚生労働大臣が定める基準に基づき、最低限その地域で暮らせる生活費と収入との差額が支給されます。

 

収入には、養育費や児童扶養手当、親族からの援助なども含まれます。

 

(例:小学生2人の母子家庭で東京にお住まいの場合は189,260円)

 

なお「生活保護 計算ツール」で検索すると、受給額が簡単に計算されるツールがあるので、気になる方はご自身の世帯の最低生活費を調べてみましょう。

 

 

この最低生活費を知ることで、次に記載する生活保護がもらえる条件を満たしているかどうかをある程度調べることが出来ます。

 

 

生活保護受給の条件とは?申請方法は?

世帯収入が最低生活費を下回った場合、不足分を生活保護費として受け取ることが出来ます。

 

 

世帯収入は生活保護を受ける前に、あらゆる努力を最大限にすることが原則とされます。

 

具体的には、

 

  1. 働ける能力があればその収入を活用すること
  2. 貯金や家などの資産があればそれを生活費に使用すること
  3. 家族や元夫からの援助を受けることが可能ならそれを活用すること
  4. 児童手当や年金など、生活保護以外の給付を優先的に受けること

 

とされています。

 

 

1〜4の収入の総額が最低生活費を上回った場合は、生活保護の受給資格には該当しません。

 

また、自動車も2の資産とみなされるため、所有することは禁止されています。

 

(例外として、交通手段が無い所に住んでいるため、生活に車が必要不可欠とみなされた場合は所有が認められることがあります)

 

 

これらの条件を満たし生活保護の申請を希望される場合は、まずはお住まいの役場の社会福祉課へ生活保護を受けたいと相談しましょう。

 

その際に、母子家庭世帯であることや、生活に困窮している旨を伝えます。

 

 

申請書類を提出したら家庭訪問による調査が入ります。

 

申請から2〜4週間程度で、生活保護の受給の可否が審査によって決定・通知されます。

 

 

生活保護のメリット・デメリットについて

生活保護のメリットは、生活保護費による経済面の安定だけでなく、医療費や保育園費、通学用品費の支給が受けられます。

 

また、住民税や公共料金、国民年金保険の支払いも免除されます。

 

 

その一方で、デメリットも存在します。

 

  • 預貯金が認められない
  • 家賃に制限がある
  • 受診できる病院が制限される
  • 贅沢品の購入が限られる
  • 収入の申告義務がある

 

 

まず、生活保護を受けている以上、預貯金をすることは認められていません。

 

生活の最低限の金額が支給されるので、貯蓄に回すお金があるのはおかしいとみなされます。

 

そのため、お子さんが進学の希望をしても、進学のための貯蓄が出来ず不自由な思いをさせてしまう可能性があります。

 

 

住居に関しては家賃に上限があるため、どこでも住めるわけではなく、今住んでいるところを引っ越さなければならなくなるかもしれません。

 

病院の自己負担は不要ですが、緊急時を除き指定された病院以外での受診はできません。

 

贅沢品の購入も限られており、旅行やお子さんの習い事や留学も難しい場合が多いです。

 

さらに、毎月収入状況の申告義務があり、不正が発覚すると保護費の返還や停止処分を求められる可能性があります。

 

 

まとめ

生活保護は理由なくずっと受け続けるべきものではありませんが、やむを得ない状況であれば受給することも選択肢の一つです。

 

受給条件やメリット・デメリットをよく比較し、お子さんの生活や将来も考えて、より良い生活を目指していきましょう。

 

 

 

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